古来からつづくくらし
現代では失われつつありますが、北陸の村では家とその周辺で生活のすべてを賄っていたくらし方がありました。マヤの村では現代でも同じように家の周囲の雑木林と共存するスタイルを保っています。雑木林に畑を耕し、鶏や豚を飼い、その辺の土に芋を植えたり、道に自生する豆を採取したり気ままなくらしに見えました。以前には、少年が自転車に細いライフルをくくりつけて「雑木林の中で鹿を撃ちに行く」と言うところに出会ったこともあります。私たちも家の周辺で何かしらを育てたり採取したりするくらしを実践してみると、自給自足を目指すくらし方は、マジカルとも言える意志の力を使って体力も精神力も集中力もいるのであり、自然と共存するマヤと日本の昔の人々の人間力はすこぶる逞しいのだと実感しています。
0コメント